近しい人が亡くなったという知らせは、周りの人たちのとってとても悲しい出来事です。そこに、亡くなったと思っていた人が生き返ったという知らせがきたとしたらその驚きは相当のものでしょう。ポーランドで、死亡診断された女性が数時間後に遺体安置所で生き返ったというのです。

死亡診断後数時間経って生き返る

朝、ボグミワ・コルキエビッチさんは祖母のジャニカ・コルキエビッチさんが息をしていないことに気づきました。ボグミワさんに呼ばれた医師が診断し、彼女が息をしておらず、心停止していることを確認し死亡診断書を提出、2日後に行われる葬儀の準備のために遺体安置所へと運ばれました。ところがその11時間後、遺体安置所にいた職員は驚愕。なんと、安置されている遺体袋が動いていたのです。驚いた職員が袋を開けると、そこには生きているジャニカさんの姿がありました。

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ジャニカさんが安置されていた場所。死体しかないと思っている場所で動いている死体袋を発見した職員はホラー映画の登場人物になった気分だっただろう。

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驚く人々、一方当の本人は

死亡を確認した医師も、ボグミワさんもこの知らせには大変驚きました。医師は「確かに死亡していた。心臓も止まり、息もしていなかった」と話しているそうです。そんな中とうのジャニカさん本人ですが、知らない間に遺体袋の中に入れられていたとわかれば相当な恐怖を味わったかもしれませんが、後期認知症であるため自分の身になにが起こったのかを理解していなかったそうです。長時間低温の安置所にいたため身体が冷え、寒いので温かい紅茶が飲みたいと訴えたそうです。

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生き返ったジャニカさん。ボグミワさんを見て「寒いので紅茶を飲ませておくれ」と言ったらしい。その後スープとパンも食べたそうだ。

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過去にもあった甦り

2014年3月ミシシッピ州でも、死亡診断をされたウォルター・ウィリアムさんが甦り、遺体袋を蹴って生きていることを主張したということがありました。彼は埋葬のため防腐措置を行われるところだったそうです。ジャニカさんと違い、こちらは自分が誤って埋葬されてしまいそうになっていることを理解していたので、その恐怖がどれほどのものだったかは計り知れません。ウォルターさんは78歳。やはり心停止と医師に診断されていたそうで、蘇ったことに診断した医師は大変ショックを受けたそうです。死の宣告から復活したウォルターさんですが、彼は2週間後に今度こそ本当に亡くなったそうです。

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その他にも、2012年アルゼンチンでは死産と伝えられた赤ん坊が棺の中で息を吹き返し泣き声で両親たちが気づき助け出したことや、2013年のアメリカで妊娠中の女性が心停止を起こし死亡したと診断され、赤ん坊を救うために帝王切開を行ったところ息を吹き返すということなど、死亡診断をくだされた後に生き返った例は存在している。

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生き返ったジャニカさんは、現在は後遺症なども見られず健康に過ごしているとのことです。