カナダにあるLeddarTech社は、周囲の環境を検知し、距離を測定するセンサーモジュールの製作を扱う先端企業で、今年2月にはフランスの自動車部品メーカー、ヴァレオ社と障害物検知、追尾機能の分野で共同開発の契約を結んでいます。そんなLeddarTech社が子供向けの自作キットとして、猫型のボット『Nyan Bot』を製作しました。

DIY: Cool Nyan Bot

走ると楽しげな音が鳴る。

Nyan Botの頭部にはLeddarTech製の一眼センサーLeddarOneが備え付けられており、ここから放たれる赤外線で周囲の状況をとらえる事ができます。安全な方向を確認後転換して走り出すと突如、やたらにぎにぎしい音が鳴り始めます。この不思議と耳に残る音は一体何なのでしょうか。そして胴部分に描かれているジャムの付いた食パンは何なのでしょうか。

『Nyanyanyanyanyanyanya!』

Nyan Botの走行中に鳴り響くにぎやかな音の正体は、2010年にニコニコ動画にアップされたある楽曲です。

Nyanyanyanyanyanyanya!

『Nya』が7回。

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nicovideo

『Nyanyanyanyanyanyanya!』というタイトルがつけられたこの動画は、そのキャッチーなメロディーと『Nya』をひたすら繰り返す歌詞の中毒性の高さによって多数のファンを生み出しました。翌年には100万回再生を達成しています。(2014年末の現在は200万回超の再生数)
しかしこの曲はその後、さらなるヒット作品を生み出す元となります。2011年、その年のYoutube再生数で世界第5位にランクインし、全世界で1億回以上も再生されたその現象は、なぞの生物によって引き起こされたのです。

『Nyan Cat』

Nyan Cat [original]

化け猫コンテンツ。

『Nyan Cat』と名付けられたこの生き物は、宇宙らしき空間に虹の軌跡を残して『Nya』を連呼しながら、やはりひたすら疾走しています。海外の動画制作者によって生み出されたNyan Catは、楽曲『Nyanyanyanyanyanyanya!』とのマッシュアップ(2つ以上の作品の混ぜ合わせ)によって世界中にNyan Catジャンキーを生み出し、一躍有名になったのです。
このNyan CatがNyan Botのモチーフとなった存在である事は間違いないようです。

胴体部分のジャムトースト的な四角形は『ポップタルト』というアメリカではメジャーなお菓子です。Nyan Catはポップタルトの体を持つ猫というコンセプト。

引き込まれるガール。

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KIDS REACT TO NYAN CAT

ポップタルト、ケロッグ社

ジャムが詰まっている。ポップ。

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Mike Mozart

人気者のNyan Catには公式のホームページもあります。ここではページ下部の『PICK A FLAVOR』ボタンから様々に変化するNyan Catの姿を楽しんだり、ゲームや音源、グッズを購入したりする事ができます。

危ない。

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nyan.cat

『Nyan Bot』

そんなNyan CatデザインのNyan Botですが、こちらはセンサーモジュールから取り入れた周辺情報を、背中に取り付けられたワンボードマイコンArduinoで処理しながら動くロボット。

周囲との距離を測定しながら自動走行。

背中のパネルにもNyan Cat。

子供向けのスターターキットにしてはなかなか本格的です。自分でマイコンにプログラミングして動かすとなるとちょっと素人には敷居が高そうです。しかしロボテクス好きのキッズにはきっと、関係『nya』いのでしょう。

関係『nya』い……

REFERENCE:

Nyan Bot, An Autonomous DIY Robot Inspired by Nyan Cat That Is Designed to Be Built by Kids

Nyan Bot, An Autonomous DIY Robot Inspired by Nyan Cat That Is Designed to Be Built by Kids

http://laughingsquid.com/nyan-bot-an-autonomous-diy-robot-inspired-by-nyan-cat-that-is-designed-to-be-built-by-kids/


INFO:

LeddarTech