インド男性、隕石により死亡か。世界初

２月６日、インドのバーラットヒダサン・エンジニアリング大学構内に隕石が落下し、一人の男性が亡くなった。

２月６日の午後12時半頃、インドのバーラットヒダサン・エンジニアリング大学構内に隕石が落下する事件が起きた。隕石が地表に墜落する衝撃と爆発により、近くを歩いていた大学のバスの運転手Kamaraj氏が３メートルほど吹き飛ばされ、病院への搬送中に死亡した。

死亡した男性の他に二人の清掃員と学生がケガをし、病院に運ばれ治療を受けている。隕石が落下した地点には約60cmほどのクレーターができており、近くにあった車や校舎の窓も衝撃により割れたという。

大学構内に落下した物体の破片は既に回収されており、物体は暗青色のダイヤモンドのようであったが、人工衛星などの破片、スペースデブリなどの可能性もあるとして調査中であるという。これまで隕石によって死亡した人間は記録上おらず、Kamaraj氏は記録上で初めて隕石で死亡した人ということとなる。

なお、戦後の最も古い隕石の人災は米アラバマ州に住む女性の家に隕石が落下し、部屋の中で跳ねた後に女性の臀部に衝突した1954年11月30日とされている。

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