親は大事にすべきものですが、少数ながら親にひどい扱いをし、激しく反抗して虐待にまで及んだり、信じられない態度を振る舞うような人がいます。台北の繁華街で母親に犬の首輪をして世話するという飼い犬のような扱いをしている男が現れ物議を醸しています。

母親をペット同然に扱う男現れる

12月3日台湾市西門町の繁華街で高齢の女性と、彼女に犬の首輪をかけ連れている若い男が現れました。女性は道端で拘束されたまま男に座らされました。暴行は行われていませんでしたが、周囲が動揺して見ている中でも平然として振る舞い、ペロペロキャンディを与えて食べさせたりしていたようです。

TVBSで報道された首輪の女性を連れた男の様子

TVBS

母親であるということについても何食わぬ態度をとり、若い男らの「彼女を縛るのをやめなさい」や「これほど悲しい気持ちになったことはない」などといった抗議の声にも相手の拘束をやめず、とうとう警察を呼ぶ騒ぎになった。

事態収拾かと思いきや監督がいた?

警察がかけつけると監督だと名乗る男が新たに現れ割って入り、「虐待していた訳ではなく、犬の首輪で繋がれた女性がいるのを見て一般人がどんな反応をするかを撮っていた」と答えました。これに対し警察も虐待に及ぶような疑わしい様子はないと男と女性をすぐに釈放し、事態が収集したかに見えましたが、その後Facebook上に首輪の女性と男の画像がアップされ、ここでもたくさんの批判の書き込みがなされ、にわかに収集し難い状況になりました。その日のうちに現地TVニュースに報道されましたが、実はこれが初めてのことではありませんでした。

遡る11月26日では紙を顔に貼り付けた男が電車の中で寝ているのを起こされる様子がTVBSで報道されています。紙には「西門町についたら起こしてください」といったことが書かれていて、一般人がこれを起こす様子が今回の件と同一の者と思われる者に撮影されていました。その他にも財布を落とし若者に拾ってもらうところを撮影し、若者はことある度拾って返してくれることが確認できる動画が残されています。

シーンの一部

財布を落としたところを若者に止められているところ。

西門町は商業地区の若者が多く集まり、ファッションやサブカルチャーの主要な情報発信源となるところで、映画も盛んです。今回のような者が現れるのはこういった街の気質のせいもありますが、過激でやりすぎといえましょう。大人の常識にとらわれない若者たちですら、こればっかりには抗議の声をあげています。同様の手口で繰り返されているだけに再び起こらないとも限らず、現実への影響だって気になるところです。