子どもたちに夢とプレゼントを届けてくれるサンタクロース。そんなサンタクロースに会えるフィンランド・ロヴァニエミの会社『サンタクロース・オフィス』が破産したというニュースが届きました。

Visée par une procédure du fisc, à qui elle doit quelque 200 000 euros d’arriérés d’impôts, la société organisant les rencontres des touristes avec le Père Noël à Rovaniemi est menacée de faillite.

税金滞納で破産

サンタクロース・オフィスは365日いつでもサンタクロースに会うことができる観光スポットで、ロシア、ギリシャ、スペイン、ポルトガルなどから数多くの観光客が訪れていました。その『サンタクロース・オフィス』を経営するディアノルディア社が税金を滞納したとして、税務署が破産の申し立てをしたというのです。滞納金額は20万ユーロ(約2800万円)以上。今年に入り観光客が減少し、昨年に比べて33%下落したということが影響したためのようですが、夢も希望もない話です。

サンタクロース・オフィスFacebookページでもこの件について触れ、倒産の危機を訴える映像も公開されています。経営者のヤルモ・カリニエミ氏は活動は何らかの形で継続すること、破産の見直しがされることを期待しているとも語っています。

倒産の危機を訴えるサンタクロース。

365日サンタクロースに会える

ロヴァニエミにはサンタクロースに会えるアトラクションを経営している会社がディアノルディア社以外にも2社ありますが、365日いつでもサンタクロースに会えるのはディアノルディア社はだけでした。そのサービス精神が仇となってしまったのでしょうか。公式サイトでは現在もUstreamでオフィスの中を閲覧することも可能で、遠く離れた場所からでもサンタの姿を見るだけならできるようになっています。

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Ustreamの画面。訪問客を待っているサンタ。

8月までならば日本時刻午後3時以降から営業しているようだ。

image by

SantaClausLive Inside Cam

いまはシーズンではないからか、Ustreamではサンタクロースがひとりぽつんと座って訪問客を待っている様子が流れていることが多く、映っているサンタクロースも心なしか退屈そうです。この姿を流しているのがはたして宣伝効果があるかは不明ですが、破産をまぬがれ経営が存続されれば12月には賑やかな様子が見れるのかもしれません。

小さな頃はサンタクロースの存在を信じていた人も、やがてその存在を信じなくなりますが、子どもには夢のある話を伝えていきたいものです。間違っても会社が破産したからサンタクロースには会えないんだよというような話は聞かせたくはないでしょう。

REFERENCE:

Finlande : le Père Noël est menacé de faillite