ペットというものは飼い主にとって特別な存在であり、病気になれば医者にも見せますし、手術が必要となればそれを受けさせたいと思うものでしょう。イギリスである男性が可愛がっていたペットの金魚の手術が行われ、無事成功しました。

A devoted pet owner splashed out £300 – to save the life of his constipated goldfish.

可愛がっていた金魚が便秘

手術を行われた金魚は2歳10ヶ月。何処にでもいる極普通の金魚のようですが、男性にとっては可愛いペットです。ある日、そんな金魚が糞をせず具合が悪そうに見えた男性が獣医に見せたところ、身体にしこりがあると診断され、これを治すためには手術が必要だと言われました。手術費用は300ポンド、日本円で約5万5千円です。その金額に男性ははじめ手術を断り病院を後にしたのですが、10分もしないうちに戻ってきてやはり手術をしてほしいと頼んだそうです。苦しんでいる金魚の姿を見ているうちに、いくら高額な費用がかかっても助けたいという気持ちのほうが勝ったのでしょう。

手術、開始

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手術を担当したのは獣医のFaye Bethell氏。彼女にとっても金魚の手術はこれが初めてのことで、一番の難関は麻酔薬の投与だったそうです。水槽の中に麻酔薬水の入ったチューブを挿入して投与。手術を開始すると、ミニメスで肛門と背びれ部分にあったしこりを除去。切開部分を特殊な接着剤を用いて接続し、3針を縫うという小さな金魚にとっては大きな手術が行われました。

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手術台の上の金魚

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手術は無事成功し、金魚は元気になりました。Faye Bethell氏曰く「放っておけば糞が出ず、体内に毒素がたまり死んでしまっていたでしょう」とのことです。金魚は10年は生きるとされているので、男性はこの金魚とまだまだ一緒に楽しい時を過ごすことができるでしょう。

過去にもあった金魚の手術

2014年9月にも、金魚の手術が行われています。この金魚の名前はジョージ、10歳とかなりの高齢でした。彼の頭部には腫瘍ができており、泳ぐことも食事をすることも困難な状態だったそうです。見かねた飼い主が獣医に相談し、手術が行われました。こちらの費用は200ドル、約2万円でした。こちらも手術は成功、現在は飼い主のもとで元気に泳ぎまわっているそうです。

金魚は高級なものならば10万を超える価格のものもありますが、屋台の金魚すくいでなら数百円で手に入れることもできる存在です。今回の手術費用があればいくらでも新しい金魚は買えたでしょうが、彼らにとってはどれだけの時間を共に過ごし愛情を注いできたかが大切なのでしょう。

REFERENCE:

The Telegraph

The Telegraph

Constipated goldfish undergoes £300 life-saving surgery
http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/11320481/Constipated-goldfish-undergoes-300-life-saving-surgery.html