アメリカ、サウスダコタ州のスーフォールズにそびえる1500フィート、約457メートルのテレビ塔。雲にも突き刺さるようなそのタワーに登り、頂上で働く男性の姿が撮影され話題になっています。同国を代表するビル、443メートルのエンパイアステートビルよりも高いタワーで働く男と米国メディアなどは伝えました。

ちなみに撮影はドローン。

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1500′ TV Tower

作業の対象となったタワーはアメリカのテレビ局NBC系列の『KDLT-TV』の搭です。メンテナンス業を中心として運営されている『Sioux Falls Tower and Communications』という会社のKevin Schmidt氏が頂上に取り付けられた航空障害灯の電球を交換するために登りました。

後日、Kevin氏は作業にあたった日について聞かれ「タワー日和だったよ!」と言っていますが、見た目が危険なこの仕事はやっぱり実際に危険なようで、アメリカ国内で2003年から2012年の間に、100人もの作業員が命を落としているそうです。また、昨年の夏にもケンタッキー州のタワーが作業中に崩れ、28才の若い作業員が落下して死亡し、広くメディアに取り上げられました。

さらに高いところで

今回のタワーのような支線(太い金属製のワイヤー)で支えられている塔には、これより高いものがあります。支線搭最大はアメリカのノースダコタ州にある『KVLY-TV』タワー、628.8メートルと言われています。残念ながらここで働く作業員の動画はありませんが、今回取り上げたKDLT-TV塔を上回る約538メートルのタワーで働く2人の男性の動画が、ネット上にアップされています。この作業もまた、頂上の航空障害灯を取り替えるために行われたそうです。ドローンではなく、ヘルメットに取り付けられたカメラにより撮影された映像は、まるで観る人が登っているかのような臨場感があります。

Tower Climbers working