産業のオートメーション化に伴ってロボット開発は日々着々と進化を遂げています。たとえば国内では毎年『NHK大学ロボコン』で学生たちがしのぎをけずって最先端技術を競い合っています。また産業界では自動車や関連部品の製造でロボットは大活躍しています。そんな中、海外メディアで報道された記事によるとGoogleが一本足で立つ空手ロボを開発しているということです。

Googleとロボット開発

検索エンジンの最大手であるGoogleは2013年にはロボット企業7社を買収済みで、中には日本の企業も含まれているといいます。なぜロボット開発にそれほど躍起になっているのか、それには軍事プロジェクトとの密接な関係を断ち切りたいという思いがあるからと複数のメディアから指摘されています。買収された企業のうち空手ロボである『アトラス』を開発したBoston Dynamics社は政府から多額の補助金を受け取っていました。ということは、開発が軍事目的寄りになるということであり、営利企業であるGoogleとしてはもっとロボット技術をエンドユーザー向けに使って利益を上げたいというのは自然な考えでしょう。

二足歩行のアトラス

積まれたブロックの上に片足で立ってバランスを保ち、自由に動く『アトラス』

Googleが作り上げた『アトラス』は身長が187.96cm、重量は約150kg。報じられている情報によると歩く、ジャンプする、さらに自動車の運転ができると示されています。かなり複雑な動作が可能なようで山岳地形のような厳しい地形においても、手と足を使って登坂することができます。動画でも一本足でバランスを保って動いており、彼が複雑な地形でも十分にクリアできることを証明しています。

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28個の油圧動作可能な間接がついており、腕、足などそれぞれを自由に駆動できる。各種センサーにはレーザー距離測定器とステレオカメラが搭載されており、これらの組み合わせと複雑なプログラミングで人間のように自由自在な行動を可能としている。

日本も負けてはいない

では日本のロボットは一体どこまで進んでいるのでしょうか。一昔前に話題となったHONDAの2足歩行ロボット『ASIMO』はもちろんのこと、2014年現在かなり人間に近い表情と自然な発音のできる成人女性ロボット『オトナロイド』、早稲田大学が開発したお手伝いロボット『TWENDY-ONE』、パワードスーツ『HAL 5』などその分野は工業だけでなく多岐にわたっています。最近では『機動戦士ガンダム』のガンダムを実物大で動くロボットとして製造する技術アイデアの公募が始まっており、この分野はまだまだ進化を遂げそうです。

REFERENCE:

Dayly Mail Online

Dayly Mail Online

The robo karate kid! Terrifying two legged giant robot being developed by Google learns to stand on one leg – and recreates scene from cult film
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2829213/The-robo-karate-kid-Terrifying-two-legged-giant-robot-developed-Google-learns-stand-one-leg-recreates-scene-cult-film.html?ITO=1490&ns_mchannel=rss&ns_campaign=1490