自分と世界をつなぐツールとしてGoogle Glassがありますが、今年2014年5月に『自分のいまを見る』ツールとしてメガネブランドのJINSが『JINS MEME』の製品発表を行いました。そしてこのたび、学術研究者向けの『JINS MEME ACADEMIC PACK』を2015年4月下旬から発売すると発表しました。

JINS MEME

自分のいまを見るメガネ

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JINS MEME

JINS MEMEのコンセプトは『自分を見る』。眉間の部分と鼻あてにセンサーが設置されており、そこから装着した人の目線の動き、瞬きの数を収集し、フレームのセンサーが頭の動きや身体の軸を測定し、その人がいまどのような状態なのかを分析するというものです。

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オフィスワークをしているときに着用してそのときの姿勢などを測定。

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いまの疲労度、眠たさ、今日の予定なども確認できる。

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車の運転をしているときにも測定は続く。

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仕事を終えて瞬きの数が増えているなどの変化を読み取り「少し眠そうですよ」などのメッセージを表示してくれる。

仕事だけではなく、フィットネスでの消費カロリーやそのとき姿勢などをチェックしてくれたりと、『いま』をその人にわかりやすく教えてくれるツールとして活躍してくれそうです。

目は口ほどに物を言う

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JINS MEME

ことわざにもあるように、目は様々な情報を自分自身が気付かないうちにも周囲に伝えてくれています。無意識に一瞬目をそらす、隠し事があるときにやたら瞬きが増える。疲労困憊で身体はフラフラなのに平気だと口では言っても目が力を失っていてその人の限界を周囲に知らせてしまう。自分の意思で伝える以上のことも時として目は周囲に伝えてくれていました。その目の情報が、今度は自分自身にも向けられるのです。「元気なフリをしているけれども、あなたの身体は疲れているんですよ。少し休みましょう」そんなふうにメガネを介して自分の身体からのメッセージを受け取ることもJINS MEMEを用いれば可能になるのかもしれません。

JINS MEME ACADEMIC AWARD

JINS MEME ACADEMIC PACK

そんなJINSが学術研究者向け『JINS MEME ACADEMIC PACK』を50万円で提供することになりました。2015年4月下旬を予定しており、一般販売用と違って各センサーからのデータをPCで直接閲覧、保存することができ、CSV形式での出力も可能となるソフトウェアが付いてきます。対応OSはWindowsのみ。

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目や頭から得られる多様な情報は、医療やスポーツなど様々な分野での応用が期待されます。そんなデータを研究機関が直接収集し解析を行えるために今回のアカデミック版提供は行われます。

JINS MEME ACADEMIC AWARD募集開始

そんなJINS MEMEの持つ可能性を引き出し、社会により役立つウェアラブルへの発展を目指して、JINS MEME ACADEMIC AWARDを開設、リバネス研究費が活用されたこのアワードの募集は2014年11月26日より開始、2015年2月28日締め切りとなっています。リバネス研究費とは、株式会社リバネスが提供している、自らの研究に熱い思いを持ったアクティブな若手研究者・大学院生を支援するための研究助成制度のことです。JINS MEMEを活用した研究テーマなら、分野、活用方法は問いません。JINS MEME ACADEMICサイトより申請可能です。

アワードを経て一般発売が開始される頃には、はたしてJINS MEMEはわたしたちの生活にどれだけの変化をもたらしてくれるのでしょうか。

INFO:

JINS MEME ACADEMIC

JINS MEME ACADEMIC

http://academic.jins.com/ja/