Facebookの機能の1つに『知り合いかもリスト』があります。そこには見覚えのある人もいれば、全く知らない人もいたり、はたまた以前交際していた異性が表示されるかもしれません。しかし、ほとんどの表示される人々は実際には会ったことも、ひいてはこれからも会うこともなく日々を過ごしていくのではないでしょうか。

ところが、Facebook利用者が全世界に8億4500万人以上いることを考えると、リストで見かける人にも多少の縁が感じられるかもしれません。この縁をどうとらえたかは定かではありませんが、ベルギーのヘントに住む学生Victor Vam Rossen氏が、リストに表示された見ず知らずのおじさんに実際に会いに行きました。

おじさんを探して

Vam Rossen氏の知り合いかもリストに表示されたおじさん

怖い。

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Facebookの情報では、Vam Rossen氏が探すおじさんはNeal D Retkeという名前でした。ヘントから8046キロ先にあるアメリカはテキサス州のオースティンの住民です。メッセージの無い簡単なフレンドリクエストを送信後、承認されないままにVam Rossen氏は、1人の友人と共に飛行機でアメリカに向かいました。オースティンに着くと、早速、街の人に写真を見せながら聞き込みを開始しました。

「この人ってホームレスなの?」と聞きかえされてしまった。

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「こいつなら、あっちで見かけたよ!」との有力情報。しかし、見つからなかった。

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また、写真を何百枚もコピーし、携帯電話の番号と共に街中に貼ることにしました。ところが、なかなか有力な情報が得られないどころか、非通知でいたずら電話がかかってくるという始末。

リストに表示される人ってどんな人?

Facebookによると、知り合いかもリストに表示される人々は、大まかには共通の友人、職歴、ネットワークを持つ人々。また、個人のフリーメールやスカイプのアドレス帳なども反映される場合もある。今回の件については、おじさんとの間にJohn Lurieというたった1人の共通の知人がいたそうだが、初めからその人に尋ねていたら良かったのではないだろうか……。

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Kaganof is watching you

奇跡、起こる

自身のFacebookページに「もう諦めてしまいそう」と書きこむほど捜索は難航しましたが、たまたま張り紙をするために立ち寄った本屋の主人が、おじさんのことを知っていました。主人曰く「彼ならよく本屋に来るよ。今週、カルトイベントがあるんだけれど彼も参加予定だよ」『カルト』という言葉に多少引っかかりながらも、彼はイベントに参加し、ついに奇跡的におじさんを発見しました。

いた。

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おじさんは見知らぬ若者に対して少し緊張したものの、とても愛想よく応対します。そのうえドライブに行ったり、ゲームセンターに行ったり、犬の散歩をしたりして、まるで旧知の仲のように彼と親しく遊びはじめました。

セグウェイでツーリング

おじさんは多趣味。

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スタンドアップパドル・サーフィン

すごく多趣味。

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しかも、おじさんは彼を家に招待して夕飯を振る舞ってくれました。そしておじさんは、自身が長年描きためてきた絵を彼にプレゼントしたそうです。

おじさんが描いた絵

怖い。

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Vam Rossen氏は気を遣ったのか「僕も緑色が好きだよ」と言いました。

映像は30分と少々長い気もしますが『袖振り合うも多生の縁』といったりするので観てみるのも悪くないかもしれません。

Neal D Retke For President!

REFERENCE:

Neal D Retke For President!

Neal D Retke For President!

https://vimeo.com/76253142