インドネシアのスラウェシ島で新種の齧歯動物が発見され、これまで見たことのない特徴を持っていると発見したチームは語っているそうです。

It has a large, snout-style nose, extremely large ears, flat nails instead of the typically sharp claws found on other rats and ‘very long’ pubic hairs.

豚のような鼻を持った新種

Hog

正面から見ると可愛い。

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IFLScience

スラウェシ島北部の小さな村で発見され『ブタバナラット』と名付けられたこの新種は、名前の通りに桃色の平らなまるで豚のような鼻を持っていることが特徴のひとつとして挙げられていますが、それ以外にもこれまで存在が確認されているネズミと違う長い前足と小さな口の中に長い前歯を持っており、専門家はこれまでに科学的な確認がされていない特徴であると述べています。今月公開されたMammologyではこのブタバナラットが最初に発見されたのはのは2013年に罠にかかっているところであるとされていますが、発見され調査されたのは今回が初めてとなります。

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長い前歯。鼻に刺さりそうだ。

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尖った爪をしている。

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理由の特定できない特徴も

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ブタバナラットは他にも恥骨、および泌尿生殖器の毛が非常に長いという特徴も持っていますが、どうしてこのような特徴を持っているのか、この理由を調べようにも種が異なるため比較研究が行えないといいます。猫の場合、長いヒゲで近くのものとの距離を測るなどが知られていますが、もしかするとこの毛も地形の情報を知るための可能性もあるとされていますが、いまの時点では明確なイメージは立てられていないようです。

非常に小さい口を持っているブタバナラットですが、他の哺乳類が持っている一部の顎の筋肉を持っていないことも判明しており、主にミミズやカブトムシの幼虫を食べていることもわかっています。どの種とも異なる哺乳類の新種が現代に発見されたことについて発見チームのひとりであるオーストラリアのビクトリア博物館のケビン・ロウ氏は大きな驚きだと述べており、その生態の研究が待たれます。

REFERENCE:

New species of rat with ‘curiously long pubic hair’ discovered: Hog-nosed shrew’s fur may act like whiskers to map terrain