インド東部のとある村でおよそ70人の来賓が見守るなか、マングリ・ムンダさん(18)と、犬の結婚式が行われました。

 
 
 

村の関係者の話によると、呪いがかけられてしまったマングリさんを救うためには犬と結婚するほかなかったそうです。地元の教祖は彼女の両親に「人間の男と結婚すると家族、ひいてはコミュニティに災いをもたらす」と伝えました。彼女の父親もこれに応じ、花婿となる野良犬を見つけました。

かくして新郎となった犬、シェルーは運転手付きの車で式に登場し、飲み騒ぐ人々に盛大に歓迎されました。結婚すれば呪いは花婿である犬に移るとこの村では考えられており、呪いが解けたマングリさんは人間の男性と結婚することもできるそうです。犬との結婚は一時的なものだということであまり不幸な話でもなくなり思わず一安心。

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花婿となった野良犬のシェルー。赤くて健康そうだ。

インドではよくある話らしい

この様な動物婚の事例はしばしばあり、同様の理由で犬と結婚した4歳の幼女や、10歳の雌犬と結婚した33歳の男性といった報告もあります。

ちなみにこの男性の体には深刻な異変があったそうで、その原因を18歳のときに交尾中の犬2頭を撲殺した祟りのせいだと考え、相談した占い師の指示で犬を花嫁に迎え入れました。その結婚式で男性は「死が分かつまで面倒を見ます」と永遠の愛を誓い、雌犬は式の最中にパンを食べていたそうです。

日本ではもちろん認められない

一夫多妻制やその逆、あるいは同性婚などをはじめとした、国によっては普通であっても日本の婚姻に関する法律では認められないケースはありますが犬と結婚することも例外ではありません。

・男性は満18歳以上、女性は満16歳以上であること ・男女双方とも婚姻関係を結んでいないこと ・未成年の初婚の場合、未成年の父母のどちらかの承認があること(行方不明等の場合には不要) ・2人以上の成年の証人がいること(婚姻届に署名・捺印が必要) ・双方が直系親族または3親等内の傍系血族でないこと

この条件をみるだけだと、可能な気も存外しますが法律上、家畜などの動物は「物」ととして扱われることや、両性の合意の確認が難しい点、加えていうと動物には戸籍がないのためやはり不可能でしょう。

 Mangli-Munda

呪いにかかったと思う場合でもとりあえず病院に行くことをおすすめします。

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