MADは、日本の特撮ファンやアニメファンの間で発展したカルチャーの一つです。ファンが自分の好きな作品の要素、音声や画像を取り出した後、組み合わせて作成した動画の事です。当初は、1970年代の大学のサークル(漫画研究会、アニメ研究会)で身内に公開して楽しむような物でした。現在では、ニコニコ動画などの動画投稿サイトにも数多くの作品が投稿されており、目にした事がある人も多いのではないかと思います。MADの媒体も、時代の移り変わりとともにカセットテープからVHS、デジタル映像と変化し、最近では3DCGを使用したものもあります。

MADムービー(マッドムービー)とは、既存の音声・ゲーム・画像・動画・アニメーションなどを個人が編集・合成し、再構成したもの。単に「MAD」と呼ばれることも多く、ネットコミュニティにおいてはもっぱらこの呼称が主流となっている。「MAD」とは「狂っている、ばかげている」の意。

かつてはカセットテープで、ラジオのニュース音声などを字義通りカット&ペーストして面白ニュースを作ったりして遊んでいた。

総統閣下シリーズ

映画「ヒトラー 〜最期の12日間〜」のワンシーンに噓字幕をつけるMAD。ブルーノ・ガンツら俳優陣の豊かな演技に惹かれる人が多いためか、非常にたくさんの数が作られている。

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nicovideo

Crumbles

CrumblesはTHIRTY LABSによって開発されたショートムービー作成サービスです。

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Crumbles

ボックスの中に打ち込んだ言葉の単語一語一語に対応する映像を、Crumbles内のディクショナリーから拾い構成してMAD動画のようなものを作ります。例えば「Welcome to sign Thank you!(signに来てくれてありがとう!)」
このように英語しか対応していませんが、短いMADが瞬時に作れてしまいます。作成したムービーをリンクを貼ったり、ツイッターにつぶやいたりする事も簡単です。まだまだ単語の数は少ないようですが、ご存知シンプソンズBee and PuppyCat(Webアニメ)のシーンだけで構成されたディクショナリーに切り替える事もできるようです。

Bee and PuppyCat

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Bee and PuppyCat on Cartoon Hangover

本来、MADはあくまでファンが自身で楽しむためのものであり、元の画像や音声に興味が無い人にとっては、全く楽しめなかったもののはずでした。しかし時が経ち海外でも親しまれていった中で、原作のユニークな言い回しだけでなく、単語間の不自然な流れ、つぎはぎな感覚など、MADの要素を純粋に楽しむようになってきたのかもしれません。
さあ、あなたもCrumblesを使ってつぶやいてみませんか?

REFERENCE:

Crumbles

Crumbles

https://www.crumbles.co/?dictionary=standard&crumble=welcome%20to%20crumbles%20we%20love%20you