地味な県というイメージの強い佐賀県。しかし、毎年11月初旬にアジア最大級の熱気球イベントが開催されます。それが“佐賀インターナショナルバルーンフェスタ”。世界中からバルーニストが集まる世界規模の祭典です。

バルーン競技とは

さて、バルーンフェスタの核になるのは「バルーン競技」なのですが、具体的に何を競うのでしょうか?

 

バルーンの競技は、一般的なスポーツの様に”速さ”や”早さ”を競うのではなく、一定の時間内での”正確さ”を競うものがほとんどです。「ターゲット」と呼ばれるゴールへ向かって数km先からバルーンで飛んできて、「マーカー」と呼ばれる砂袋を投下することが競技の基本です。ゴールは、競技委員長(イベントディレクター)が決めるものと、パイロット自らが事前に決めるものと大きく2つに分かれます。

 

競技の種類は細かく10種類もありますが、基本的にはどれも制限時間内に投下したマーカーとターゲットの距離を競うものです。

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ジャッジ・デクレアド・ゴール

 

競技本部が指定したゴール(通常離陸地から4-6km離れている)に向けて競技気球が飛行して行きます。中心に向かってマーカーを投下し、最もターゲットの中心に近いところにマーカーを投下した選手に1000ポイントが与えられます。-2014佐賀インターナショナルバルーンフェスタ

 
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ヘア・アンド・ハウンズ

 

ヘア気球(うさぎの役目をした気球)が飛び立ち15分から30分後に競技気球(ハウンズ気球)が離陸し、先に飛んだヘア気球を追いかけます。ヘア気球は30分から1時間ぐらい逃げ回りながら飛行し、着陸した場所にターゲットを展開します。追いかけてきた競技気球がマーカーを投下します。-2014佐賀インターナショナルバルーンフェスタ

 

天候との戦い

この競技、行けば絶対に見られるというわけではありません。この競技の実施の可否と実施競技は競技開始1時間前に行われる「ブリーフィング」という会議によって決定されます。そのため、本当に直前でないと競技があるのかないのかすらわかりません。大会は5日間ありますが、たいてい1~2日は天候によって競技ができない日があり、午前中のみ・午後のみ競技が行われるということも少なくありません。そういった意味では「世界一不安定なイベント」ということもできます。

では、なぜそんな不安定なイベントにハマるのかと言うと、運が良ければ経験したことのない感動を味わえるから。会場からの一斉離陸は素晴らしい光景なので見て損はなし!

 気球    

2013年11月1日 早朝競技の一斉離陸

 

バルーンフェスタを楽しむコツ

待ち時間が退屈
競技は午前6:30~9:00と午後15:00~17:00の2回。となると、午前と午後をどちらも観戦しようとすると6時間も開いてしまうことになります。気球教室やバルーンファンタジアなどのイベントも行われていますが、なんだかんだ空き時間は生まれるので暇つぶしグッズは必須です。

思いの外、焼けるし寒い
天気の良い日は日傘・日焼け止めなどの紫外線対策も忘れずに。11月だからと侮るとかなり焼けます。かと思えばかなり寒い日もあるのでブランケットも用意しましょう。特に早朝や夜間係留を見る際には防寒対策が不可欠です。

 プログラム    

2013年大会公式プログラム

 

バルーンフェスタ期間中のみ「バルーンさが駅」という臨時駅が設けられる割にそこからかなり歩かないといけないので、動きやすい服装・靴で臨みましょう。たとえデートであってもヒールで行くと絶望します。

また、会場内は自転車・バイクでの走行が禁止されており、会場内で自転車に乗っていると自称サガリカ人(佐賀人+アメリカ人)のランドリー氏に放送塔から大音量で怒られます。

INFO:

2014佐賀インターナショナルバルーンフェスタ

 

2014佐賀インターナショナルバルーンフェスタ

 

開催期間:2014/10/30(木)~2014/11/03(月)

 

開催地:佐賀県佐賀市嘉瀬川河川敷

 

入場無料

 

http://www.sibf.jp/