ジャストシステムが「ATOK for iOS」を発売しました。iOS8に対応しており価格は1,500円。早速使用してみたので、気になった点をまとめました。

レイアウトの比較

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ネイティブより明るくスッキリした印象の外観。

 

コンパクトなサイズのキーラベルではあるが、キーピッチに違いはなく操作感はとても自然。頻繁に使用する「改行/確定キー」は半分にサイズダウンするので慣れるまでに少し時間はかかりそうではある。マイクのアイコンは無く、音声入力には対応していないようだ。

便利な機能が目白押し

1,500円と比較的高額なアプリではあるけれど、ネイティブにない機能がとても便利。カーソル移動する度に長押ししてドラッグしていた従来の操作がまるで悪夢のように感じるほど快適だし、恥ずかしい誤用だってこれからは防げるだろう。

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かしこい変換「ATOK EVエンジン」

 

Mac版ATOKと同等の変換エンジンを使用しており、文脈に応じて最適な予測・変換候補をサジェストする。

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入力間違いの補正

 

「ふいんき」→「雰囲気」、「たいく」→「体育」など、間違いやすい語句や、慣用的な誤用も変換候補上で補ってくれる。

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カーソル移動や一括削除機能

 

タップで1文字進み、左フリックで1文字戻る。長押しするとカーソルが移動し続ける。1つ手前の句読点までを1フリックで削除できる一括削除機能もある。

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しかし入力文が致命的に見づらい

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「こんにちは」と入力した未確定の状態。ATOKでは変換を確定しないと本文に書き込まれない仕様。

 

未確定状態である入力文の表示スペースがきわめて狭く、全角2.5文字分しか表示されないため長文を打つ時などとても辛く感じる。見づらいとはいったが、そんなレベルではなく見えないといった方が正しい。当該箇所をフリックすることによって全文確認できるが、その手間はやはり面倒だ。

ほかにも変換候補を展開するボタンが小さかったりと、従来のキーボードに慣れた者からするとなんとなく使い心地の悪さが漂ってしまっている。慣れれば良いのだろうが、それまでしばらく使い続けてみるかといった気持ちがあまり湧いてこないのが残念だった。フィードバックが多いことが予想できるので今後のアップデートに期待してもよさそうだ。